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リフォーム工事は「まとめる」「分ける」どちらがいいの?

築20年〜30年が経つと、お家のあちこちに劣化が見られたり、設備に不具合が出始めたりして、リフォームを検討する機会が増えると思います。

そんな時に気になるのが、「変えたい部分をまとめてリフォームした方が良いのか」それとも「緊急性の高いものから段階的にリフォームすべきなのか」。

「まとめてリフォーム」と「分けてリフォーム」、それぞれにメリット・デメリットがあるので、詳しく解説しましょう。

◆まとめてリフォームするメリット・デメリット

まずは、気になる箇所をまとめてリフォームするメリットについてご紹介します。

【1】コストを節約できる
リフォームを行う際には、建材や設備にかかる費用の他に「人件費」「解体・撤去費」「養生費」、屋根や外壁の工事をする際は「足場代」などの費用がかかります。複数の工事をまとめて行うことで、これら重複する費用を抑えることができます。特に、以下の工事はまとめて行う方がお得です!

*水回り工事(キッチン・浴室・トイレ・洗面室)
給排水設備・電気・内装工事にかかる人件費や解体・撤去費などの費用を抑えられます。

*外部足場を必要とする工事(屋根・外壁や太陽光発電の設置など)
まとめて工事をすることで、足場の設置・解体をその都度する必要がなくなり、コストと工期を削減できます。

*壁・床の張り替えと耐震・充填断熱工事
解体工事費・撤去費・養生費などにかなりの金額がかかるため、重複は避けたいところです。またこれらの工事をまとめて行うことで、条件を満たせば補助金支給の対象となる場合もあります。

【2】時間を短縮できる
まとめてリフォームすると、工事の打ち合わせや準備・片付けの頻度を減らせ、工事も効率的に進めることが可能になるため、トータルでかかる工事期間を短縮できます。

【3】統一感のあるデザインが実現できる
水回り、外観など関連する場所をまとめてリフォームすることで、デザインに統一感が生まれます。新しくなった部分だけ悪目立ちして気になる…といった事態も避けられます。

一方、まとめてリフォームするデメリットはこちら。

【1】仮住まいが必要になることも
大規模な工事を行う場合、一定期間、別の住まいを確保しなければならないこともあります。

【2】一度にかかるリフォーム費用が高額になりがち
ローンを組む場合は手数料や利息もかかります。

◆分けてリフォームするメリット・デメリット

それでは、分けてリフォームする場合のメリットも見てみましょう。

【1】生活への影響が少ない
工事期間中はどうしても騒音や業者の出入りが気になる場合があります。在宅ワークなどで家にいる時間が長い人は、工事が長期間に及ぶ“まとめてリフォーム”よりも、分けてリフォームした方がストレスが少ないかもしれません。また部分的なリフォームを少しずつ行っていく場合、仮住まいへの引っ越しをしなくて済むケースが多いです。

【2】予算に合わせて段階的に進められる
一度に高額なリフォーム費用を捻出するのが難しい場合は、その年の予算に応じて段階的にリフォーム計画を立てていく方が安心です。

【3】リフォームに関する経験値が上がる
リフォームの経験が少なく不安な場合は、まずは小さなリフォームから始めてみて、商品の選び方や予算の組み方などを理解した上で大規模リフォームに挑戦するのも手です。

分けてリフォームする場合のデメリットも知っておきましょう。

【1】トータルコストが割高になる
「まとめてリフォーム」の所で述べた人件費・養生費・足場代などが工事のたびにかかるため、工事を分散して行うほどトータルコストが割高になってしまいます。

【2】責任の所在が不明確になる場合も
毎回異なるリフォーム業者に工事を依頼した場合、後から不具合が発生した時に、どの工事が原因なのか特定しづらいケースも出てきます。また部分的なリフォームだと家全体の状態を把握しづらく、長期的なメンテナンス計画を立てにくいというデメリットもあります。

◆「まとめて」か「分けて」か、迷ったらプロに相談を

以上の通り、まとめてリフォームする方がお得な場合と、分けて段階的にリフォームする方が良い場合があります。

希望するリフォームの内容によっても判断が変わってくるので、お悩みの方はぜひ一度、住宅のプロにご相談ください!